〜情熱ライフコーチ ジョニー稲垣が贈る 情熱的人生のすすめ〜

PFLインタビュー(INTERVIEW) 情熱ライフコーチ ジョニー稲垣が贈る 情熱的人生のすすめ 〜Passion For Life〜

【第3回】ゲスト… 野口嘉則 氏 《2》

お待たせ致しました、インタビュー第2回目になります。
全3回の予定でしたが、今回、止めるのが「もったいない」と判断し、インタビューの残りを一気に公開したいと思います。

今回は、野口さんの執筆に関するお話がたくさん聞けます。
どんな話が飛び出すか?

こうご期待!

4.自分の持ち味を活かす!

稲垣: では、著作の話に行きたいと思います。
野口: これは一番わくわくしているんですよね。
稲垣: ということは、まだまだ構想はあるわけですね。
野口: あります、あります、構想はあるんです。
稲垣: 10冊分ぐらいあるんですかね。
野口: 『鏡の法則』【Amazonのページへ】そうですね。本当は『鏡の法則』は4、5冊目ぐらいに出す予定の本の中に、1つの章として入れる予定だったんです 。人が幸せになるためのサポートが僕のミッションだと思っているという話はさっきしたと思うんですが、僕のコンテンツは2つあって、1つが心理学なんです。もう1つが目に見えない法則なんです。本を出すということは、無名の人間が世に著作を問うわけですから、最初は心理学系のものから入って、ちょっとずつ目に見えないものが入っていくということを考えたら、これは4、5冊目だったんです、戦略的には。ところが、現実、自分のコントロールできないところで動き出したというか。
稲垣: 出版社からの要望ですかね。
野口: そうなんです。この『鏡の法則』は、とりあえずたくさんの人に読んでほしかったので、ブログをずっと書いていまして、ブログの読者さん向けのクリスマスプレゼントに。もともとは去年のこのぐらいの時期に、ブログの記事にしたものなんですが、それをクリスマス前にレポート化してPDFファイルでダウンロードできるようにして、インターネット上にアップしたんです。皆さん、お好きにコピーして見てくださいねと。読者さんからよくあったのは、ブログの記事をプリントアウトしている人は多かったんですが、ブログをそのままプリントアウトすると余計なものがいっぱい引っ付いちゃう。なので、PDFファイルにしたら絶対喜んでくれると思ったんです。そうしたら、喜んでもらっただけじゃなくて、けっこう広がっていったんですよね。「コピーして会社で配りました」とか、「メールで100人に転送しました」とか。
稲垣: 僕も読ませていただきました。
野口: ありがとうございます。あとは、「私のブログで紹介しました」とか、そういうのがすごくあって、いやあ、すごいなって自分でもびっくりしていたら、もう出版社さんの耳に入るようになっていて、本にしましょうよ、というのがいくつかき始めました。
実は『幸せ成功力を日増しに高めるEQノート』よりも先に本を出しませんかと言ってくれたところがあって、そこの企画は、僕の戦略上1冊目ではなかったのですね。ですので、ちょっと待ってもらって、2冊目にさせてくださいと言っていたんですが、『鏡の法則』が、解説さえ書けばすぐ本にしますよということになって、僕の戦略とは違うけど、流れに逆らうよりはこっちに任せようと、その時思ったんですね。ですので、2冊目を『鏡の法則』にさせてもらうことにして、一番最初に声をかけてくれたところは、今3冊目ということになっているんです。だから、僕の計画ではなかったんですが、結果としては、すごく受け入れられているので、やはりよかったんだなと。
稲垣: 反響がすごいですよね。
野口: そうですね。
稲垣: もう、3万部、5万部ぐらいかな?
野口: もう5万5,000部なんです。(6月14日時点)
稲垣: 1冊目はどれぐらいですか。
野口: 1冊目が、今、2万6,000部ですね。
稲垣: もう、2冊目は超えてるんだ。
野口: もう、倍ですよね。まだ、1カ月ですので、けっこう出版社さんもびっくりされています。
稲垣: 10万部は超えますね。
野口: だと思うんですけどね。(このインタビューの約2週間後、6月27日の時点で10万部を超えました)
稲垣: それで、今、もう3冊目もある程度考えがあるということですね。
野口: 『鏡の法則』が2冊目になったので、3冊目はまたちょっと軌道を変えたんです。もうちょっと目に見えない世界に入ってもいいなという。といっても、あくまでも地に足がついたものですよ。
稲垣: 楽しみにしています。
野口: ありがとうございます。
稲垣: 本を書くということは、野口さんにとってどういうことなんですか。僕はまだ書いていないから何とも言えませんが、自分を表現できるし、それをみんなに伝えられるし、それで役に立てたらうれしだろうなあと思っているのですが。
野口: そうですね。本当にそのとおりですね。
稲垣: 今まで経験されたことを、うまくまとめることで、みんなのためになるということですよね。
野口: 僕がコーチングをずっと受けていて、自分の持ち味を探っていったときに、3つあるんですけど、1つは好奇心がすごく旺盛なんです。本を読むのが好きで、たくさん読みますし、勉強会とかセミナーも興味があったらすぐに行くわけです。だから、まずインプットが好きなんです。2つ目は実験精神が旺盛なこと。3つ目は情報や経験を整理して伝えるのが好きなんです。
稲垣: 1カ月で本をどのくらい読みますか。
野口: といっても、今は月10冊ぐらいです。セミナーも最近はあまり出てないですけどね。あとは、実験精神も旺盛なので、すぐに試したくなるんです。だから、いっぱいインプットして、いっぱい試して、それなりに情報と経験がたまりますよね。それをまた整理して、伝えるのが好きなんです。それが一番はまったのが、ブログだったと思うんです。あれも、本当は好奇心で始めたんです。コーチ仲間の人が、ブログ、ブログと言い出したので、僕もやってみようかと。最初は、仕事に関連したものがいいだろうというので、2カ月ぐらいコーチングのブログを書いていたんです。やっぱり、書いていくうちに、一番書きたいことを書こうというので、心理学とか、EQとか、幸せになるための情報を書くように変えたんです。そこから読者さんが一気に増えました。
稲垣: いつも思うんですけど、あそこに載っているものは、ものすごい情報じゃないですか。このテーマに対して、この本からはこれがあって、この本からこれがあってというのを、毎日続けるというのはすごいなと圧巻していたんですけど、続く秘訣というか、どうしたらあそこまでやれるのかと。突き動かしていたものは何なのか教えてください。
野口: それは、今言った2カ月ぐらいして軌道を変えたのがよかったんです。最初は、コーチなんだからコーチの話題にしなきゃという義務感じゃないですけど、形にこだわっていた部分があったんですが、途中から本当に書きたいことに変えたから、ネタに困らなくなったという感じですね。
稲垣: 湧いてくるようになったわけですね。
野口: そうですね。まあ、私の中で、心理学とか幸せになるためにというのは、一番蓄積されてきたものだと思うんです。
稲垣: 心の泉にぶち当たった感じですね。
野口: あとは、仕事をしている時間とか、車に乗ってる時間に湧いてくるように、毎朝起きたら前日の記事を見て、この続きは何がいいのかなというのをインプットして一日仕事をするようにしていたんです。そうすると、昼飯を食べているときに、「はっ」と浮かんだり、企業研修の休憩中に浮かんだり。朝、インプットして、その日出てきたものを夜に書くという感じですね。だから、ボイスレコーダーをいつも持ち歩いていました。
ブログはおもしろいですね。書き込み欄ってありますよね。手応えがすごくあって、ものすごくはまりましたね。

5.出版にいたるまで

稲垣: 本のネタも、そういう日々の生活から出てきたものを書いたのでしょうか。
野口: 『鏡の法則』は記事が丸々本になっていますよね。『幸せ成功力を日増しに高めるEQノート』は、逆に言うと、ブログでは書けなかった、ブログは日々の思いつきで記事を書いていますけど、ちょっと体系的に、しかも書き込みながら取り組んでもらうものを書こうと思って書いたんです。
稲垣: じゃあ、別枠で執筆の時間を取って、自分で書いたということですね。
野口: そうなんです。ブログでちょっと話題に出したような材料はいくつか入っているんですけど、ああいう体系的にワークしていくようなものはブログではなかなか作れないですよね。
稲垣: 本のネタについてはいろいろ聞きたいことがあるんですけど。最初の本を出すことになったきっかけを教えてください。ブログを見て、出版社の方が声をかけてきてくれたということでしょうか?
野口: 今度、3冊目に本を出すことになっている方は、一番最初にブログを見て、「本にしませんか?」と声をかけてきてくれた方なんです。こちらの方には、少し待っていただくことにしました。結果として1冊目になった『幸せ成功力を日増しに高めるEQノート』の場合は 、僕なりに書きたい本を企画書にして、「ホンカコ」という大勝さんのメルマガに送ったんです。そうしたら、その大勝さんが見て、「いや、これはいい!」というので、日本実業出版社のすごく親しい編集者の方にすぐに見せてくれたんです。そうしたら、その担当者の方が、「これは本になりますね」といって連絡を下さったんです。すぐに会いに行って、とんとん拍子で本にしましょうということになったんです。
稲垣: 1冊目の本ですよね。
野口: はい、そうです。
稲垣: 1冊目の本のデザインもいいですよね。
野口: あれ、いいですよね。私もすごく気に入りましたよ。
稲垣: その1冊目の本を出すときは、会議とかいろいろあったわけですか?、編集者と会ったり。
野口: その編集者の方が興味を示してくれたと、大勝さんからメールをいただきました。そして、まもなくその編集者の方からもメールをいただいて、すぐに会いましょうということで会うことになったんですね。そうしたら、具体的な企画として、向こうから「こういう感じでどうですか?」と言っていただきました。僕の企画書を見ていただいた上で「いいですね」と意気投合しましたね。その出版社には企画会議があって、そこで通れば本決まりだということでした。私の担当してただいた人はベテランで、非常に力を持っている方でしたので、ほぼ大丈夫だということでしたが、一応、正式には企画会議で決まりますので、それを待って進めて行きましょうと言われました。
稲垣: ということは、企画案を書いて、それが通った後に具体的な執筆を始めたんですか。それとも最初から具体的なものを書いていたんですか。
野口: 構想だけは、企画書にしていたものがあったんですけど、文章を書き始めたのは通ってからです。
稲垣: 内容に関して、それから変わることもありましたか。
野口: 『幸せ成功力を日増しに高めるEQノート』【Amazonのページへ】いえ、もともと書こうと思っていた大筋は変わらないです。この『幸せ成功力を日増しに高めるEQノート』は僕が対人恐怖症のころにこんな本があったらというのを書きたかったんです。だから、『幸せ成功力を日増しに高めるEQノート』は万人向けというよりは、心の準備が少しできている人向けというか、次のステージに向けて変化を起こそう、ステップアップしようという段階の人向けだと思うんです。けっこう面倒くさい書き込みがいっぱいありますし、ある意味向き合わずに過ごしてきた部分に向き合う内容です。
稲垣: なるほど。そういえば、ちょっとエネルギーがいりますよね。
野口: 「この本を開くと眠くなるんです」という方もいるんですよね。
稲垣: (笑)。
野口: 心理的な抵抗が、眠気となって出てくることがあるんです。この本は自分と向き合わざるを得ない本ですからね。
稲垣: なるほど。

6.ビジョンとつながる

稲垣: ここからはちょっと僕の悩みになるんですけど、僕もブログを書いたり、記事を集めるためにブログは書こうとは思っているんですけど、やっぱり続かないんですね。それを書きたいなと思うんですが、書くとなると、眠たくなるんです。
野口: そうなんですか。何か抵抗があるんでしょうね。
稲垣: けっこうひらめき型で、ひらめくとバッと行くんですけど、ひらめかないと日々の忙しさで流してしまって・・・。なので、野口さんは何であそこまで書けるのかと疑問に思っているわけです。泉に当たったという感じはしていたんですけど、もっとエネルギーの源があったのかなと。
野口: 今の「泉に当たった」という表現はすごくヒットしますね。ジョニーさんは、本を書いた後のビジョンとしては何かあるんですか?。
稲垣: なるほどー。そうですねー。そういえば、そういうことをあまり深くかんがえてなかったなー・・・。私が書く本も、自分の過去を癒やすような本なんです。過去にそういうノウハウがあったらよかったなーというのがあって、それを伝えていきながら、講演会などで全国を行脚したり、あとはパーソナルでコーチングを、やっていきたいと思うんです。本当に、野口さんと一緒の形と言うと失礼なんですけど、よりパーソナルにいきたいなとは思っています。
野口: ああ、いいですね。
稲垣: それで、ノウハウとしては、自分が今までいろいろ調べてきたことを形として出していこうというところまでは行っているんですけど。本を書くことも決めてやっているんですが、なんか、いまいちピンときてないんです。ネタは多分あるだろうと僕は思っているんですけど、何か、楽しみがまだ見つかってないのかな?って・・・。
野口: なるほど。もう、近くに来てるのかもしれませんね。もしかしたら、泉の近くに。
稲垣: そうですかねー?四苦八苦しているんですよ。野口さんはいろいろとやっていく中で、見つかったわけですよね、その泉のポイントが。
野口: そうですね。
稲垣: やっぱり四苦八苦したんですか。
野口: 一番右往左往したのは、メンタル・マネジメントの講師をしていた時で、自分のやっていることが、本当にその人の幸せに貢献していないんじゃないか?と、すごく疑問を感じたころで、一番悩みました。でも、その後、目に見えない法則とか、本当の幸せとは何かとか、いろいろと考えたり、気づいたりする過程で、当時から目指しているものというのがあるんです。
それを、僕のビジョンと呼ぶとちょっと変なんですけど、戦争とかそういうことがないハッピーな世の中、僕が目指しているというとちょっと違うんですけど、人類全体が目指していると思うんです。一人一人がそのためのミッションを持っていて、それがパズルみたいにはまっていくんだと思うんです。僕はブログを書いている時とか、本を書いている時の一番のビジョンは何かというと、そこなんです。
だから、自分がそこに大きな影響を与えるとかそんな大げさな話ではなくて、自分は一つの微力な力だと思うんですが、これを書くことがゆくゆくはそこにつながるんだと思うと、すごくワクワクするんです。
『世界がもし100人の村だったら』【Amazonのページへ】去年、ホワイトバンドがすごく脚光を浴びた時に、3秒に1人飢えで子どもが死んでいくというのを聞いて、すごく胸が痛んだり。『世界がもし100人の村だったら』というのを読むと、日本は豊かだからピンと来ないけど、そういう国もあるのかと思うじゃないですか。そのためにできることは、もちろんホワイトバンドを買ったり、寄付とかいろいろあると思うんですけど、僕の場合は自分のブログを書いたり、この本を書くことが、マクロに見れば、飢餓とか戦争をなくして、ハッピーな世の中になることに、どこかで貢献していると信じているんです。だから、むちゃくちゃ勝手な理屈なんですけど、地球が味方してくれていると思っているんです。
稲垣: なるほどー。すごい!いい話を聞きました。大きなビジョンとつながっているわけですよね。
野口: と自分では思っています。
稲垣: 『鏡の法則』の後ろに募金がありますよね。
野口: セーブ・ザ・チルドレン。
稲垣: あれもすごいと思って。
野口: あれも、ホワイトバンドのころから気になっていたことなので、何かこの本でできないかなと思ったんです。また、僕のブログの読者さんが、当時ホワイトバンドなどにすごく共鳴されている方が多かったので、これはすごく共鳴してくれるなと思いました。世界の飢餓をなくすために寄付される、そういうのっていいねって。
稲垣: 本当に素晴らしい取り組みですね。
野口: ありがとうございます。
稲垣: ヒントをいただいた感じがします。自分の大きなビジョンですよね。欲じゃなくて、本当にみんなが良くなるというか、自分が達成したいビジョンというか、そことつながることで、今の自分はそことのつながりを見るという感じですね。
野口: そうですね。それが一番うれしいし、自分の存在意義みたいなものをすごく感じるので。そういう意味では、自分のためにそれを目指しているのかもしれません。自分がうれしいから。
稲垣: たくさんいい話を聞けました。あと、今後の野口さんの展開をお聞きしたいんですが、執筆になるわけですね。
野口: 執筆の比重を高めたいと思います。
稲垣: 次回の作品のことを聞いていいですか?
野口: いいですよ。3冊目はちょっとチャレンジをするんですけど、ストーリーを作ろうと思っているんです。
稲垣: おおー!
野口: 『地上最強の商人』【Amazonのページへ】僕は、オグ・マンディーノとか好きなんです。『地上最強の商人』とか、『十二番目の天使』とか、小説仕立てで、涙あり笑いありで、最後に気づきがあるという。ストーリーを読みながら、自己啓発になるような本を書きたいんです。
稲垣: すごいですね。本当、作家ですね。
野口: になりたいんですよ。ただ、才能があるかどうかわからないので、今回チャレンジなんです。幸い『鏡の法則』がストーリーなので、ストーリー物を書くこと自体は受け入れられやすいかなとは思っているんですが、『鏡の法則』は実話ですから、僕は何も創作してないので、そういう意味では今回チャレンジなんです。テーマは『必然の法則』なんですけど、目に見えない世界の法則の入口としては、『鏡の法則』はわかりやすいと思うんです。原因があって、結果がある。心の内面が現実に映し出される。でも、この法則だけでやろうとすると、原因分析型になってしまう人がいるんです。「人生うまくいかない。おれの中の何が問題なんだ。野口さん、わかりません、教えてください」というメールが来たり。
青木安輝さんをご存じだからわかると思うんですけど、原因分析をしていくと行き詰まりますよね。やはり、解決した姿をイメージして、何を達成したいかというふうに向かっていかないと、袋小路に入ってしまうと思うんです。『鏡の法則』というのは、原因を分析してほしいというよりは、人のせいにするんじゃなくて、まずは自分がつくるんだというところに立ってもらえたらいいと思うんです。今まで、人のせいにして、被害者意識になっていたけど、実は自分がつくっていたんだ。その後、あまり原因分析にはまるのではなくて、起きてくる流れを信頼して、もっと前に向かっていけたらいいと思うんです。それを『必然の法則』と呼んでいて、ストーリーにしたいと思っています。その2つの法則があってはじめて、前に向かってわくわくして生きていけるという。
そういう意味では、早くこれを出さないとと、ちょっと気になっているんです。
稲垣: なるほど、ちゃんと読者のことも考えていますよね。
野口: それはもちろんそうですよね。
稲垣: 当たり前ですけど。
野口: 多分、ジョニーさんもそうだと思うんですけど、本を書くと読者さんの声が一番うれしいですよね。
稲垣: 読者様からも、たくさん声が来ていますか。
野口: はい。出版社さんに頼んで、そういうはがきが来たら、その都度コピーして送ってもらうようにしてるんです。手間をかけてしまうんですけど。こういうのを見ると、自分の本にこういう補足をしておけばよかったなとか。あと、こういうふうに感じ取ってくれるんだとか、すごくうれしかったり、気づきがあったりしますよね。
稲垣: 3冊終わった後のビジョンはあるんですか。
野口: はい、ある程度あります。
稲垣: それも、聞いていいですか。
野口: 『きっとよくなる』【Amazonのページへ】1つは、エッセイ的な、本田健さんの本で言うと『きっとよくなる』みたいな。もう少し章立てはあるのかもしれないですけど、今までワークブックみたいなものと、ストーリー、ストーリーといくので、今度は私のメッセージをちょっと整理して書いたものがいいかなと思っているんです。
稲垣: 今日、プレゼントに私がいただいた、A4サイズの「幸せ成功力を高める31の言葉〜日めくりカレンダー型 名言集」も、本当に売り物に十分なりますよね。
野口: ああ、なりますかね。
稲垣: カレンダーとして売るというか。
野口: とりあえず、キャンペーン用のプレゼントで思いついた物なので、なるのかもしれないですね。ただ、これもずっとネット上で公開していますので、キャンペーンで特典をもらった人も、そのアドレスを人に教えれば誰もがダウンロードできるようになっています。
稲垣: 今、そういうことをやってみて、多くの人が野口さんを望んでくると思うんです。コーチングを受けたいとか、今後もお1人で仕事をしていくのですか?
野口: そうですね。厳密に言うと妻も含めて2人ですけど。
稲垣: そうですよね。奥さんとやってらっしゃいましたものね。
稲垣: それでは、最後になりましたが、私のホームページの読者様にも、野口さんのファンが多いんですね。私のホームページは自分の情熱を活かしていこう、自分の心の泉とつながり、本当にやりたいことをどんどん実現していこう、というホームページなんですが、その方々に野口さんからメッセージをいただけますでしょうか?
野口: はい。ご縁をありがとうございますということでしょうか、一言なんですけど。たまたま同じ時代に生まれて、同じ媒体、ジョニーさんのサイトを通じて出会うというのはすごい縁だと思うので、それはすごくうれしいです。ありがとうございます。
稲垣: そうですよね。すごいご縁ですよね。私もこのご縁に感謝したいと思います。今日は本当にありがとうございました。
野口: いえいえ、こちらこそ、本当にすごく自分が整理できました。コーチングを受けていたような感じですよね。
稲垣: 実は、私がコーチングを受けた感じがしています。さらに、知りたいことも全部聞けたので、とてもお得でした。
野口: 私もすごくしゃべった感じがします。安心してしゃべれる空気があったんですね。
稲垣: 本当にありがとうございました。

どうでしたか?

私が野口さんから学んだこと、それはたくさんあります。

実は、このインタビューの後にとてもさわやかな気持ちになりました。

「なんだろう?」ってずっと考えていたのですが、野口さんとしゃべっているときに自分がさわやかさを感じていたことに気づきました。
これだけ、人としゃべった後にさわやかになる人は今までありませんでした。

言葉が自然で、空気のように感じました。
コーチとして、人をうまく活かせることはトレーニングもされているとは思いますが、今までの人生体験で得られたことが、きっとお人柄として現れているのではないかと勝手に思っていました。

そして、インタビューしての一番の学びが、「ワクワクする大きなビジョンとつながること。
そうすることで、文章も湧きでてくる」ということです。

書く目的は何か?
何のために書くのか?
書いて何の役にたちたいのか?
ワクワクする気持ち?

そういうものが明確で、そういう大きなビジョンとつながることで、泉のように言葉が湧き出てくるんだって核心できました。このインタビューをまとめていて、今も止まらないくらい出てくる感じがあります。

本当に、野口さんにはお忙しいところ時間をとっていただけて、感謝したいと思います。
そして、今後も野口さんの著書を楽しみにいしています。実は、今回インタビューしたことで、より一層、ファンになってしまいました。(笑)
(私がファンになってしまうということはそうそうありません。)

すごい魅力的で、ずっと一緒にいたい方でした。

さて、みなさんはどのような感想をもたれたでしょうか?
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情熱ライフコーチ ジョニー稲垣